2010/09/01 マテ茶の日に開催されたマテ茶講習会

記録的な暑さが続く中、イベント開催当日も気温が35度を超える猛暑日になりましたが、多数の参加者にお越し頂きました。
まず、日本マテ茶協会の北島勇会長からご挨拶があり、その後、川谷真佐枝理事からマテ茶が生産されている国や、マテ茶が収穫されるところから商品になるまでの製造過程の様子、そして昔から伝えられてきたマテ茶にまつわる神話などの説明がスライド画像を使って行われました。
参加された皆様は大変興味深く耳を傾けていらっしゃいました。その後、マテ茶の茶葉を利用した数々の料理が出され、日常では味わうことのできない料理に舌鼓を打っていらっしゃいました。
そして、イベントの後半にはマテ茶の伝統的な飲用スタイルを再現し、本場の味を楽しんで頂きました。
イベントで振る舞われたマテ茶の茶葉を利用したディナーメニュー(第三部)

スライスしたじゃがいも、にんにく、牛乳、生クリームにマテ茶を加え調理しました。
粉末のマテ茶と塩を混ぜたものです。

フレンチドレッシングにマテ茶の粉末を混ぜました。
トマトソースに粉末のマテ茶を混ぜています。

マテ茶を寒天にしたものを使いました。
グレープフルーツとセロリとピーマンをさいの目にしたものをマテ茶の茶葉と合わせました。

クッキー生地にマテ茶の茶葉を練り込み、周りにマテ茶の茶葉を付けて焼き上げました。
<第一部のランチメニュー>
- ・マテ茶鶏のソテー ~マテ茶入りトマトソース~
- ・グリーンサラダ ~マテ茶入りフレンチドレッシング~
- ・エビ入りマテ茶寒天
- ・にんじんとマテ茶のペペロンチーノ
- ・おくら、キュウリ、トマトのマテ茶マリネ
マテ茶の伝統的飲用スタイルを再現(テレレ)

伝統的な飲み方の最大の特徴は「ボンビージャ」という先端にフィルターのついた金属のストローを使うことです。容器にたっぷり入れたマテ茶葉の中にボンビージャを差込み、ミントやフェンネルなどのハーブエキスを含んだ冷水をそーっと注ぎ入れます。注いだ冷水がある程度マテ茶葉にしみてきたら、ボンビージャからチューチューと飲みます。
この時、ボンビージャは動かさないのが重要。動かしてしまうと先端のフィルターが詰まってマテ茶が飲めなくなってしまいます。貴重な体験に参加者の皆様も真剣に取り組んでいました。