「L-カルニチン」はアミノ酸の一種で、体内の脂肪をエネルギーに変える栄養素です。ヒトの体内でも、肝臓で作られますが、1日約10mgと少量で、年齢とともに減少します。つまり、代謝をアップさせるためには、この「L-カルニチン」を摂取することが重要です。
しかし、「L-カルニチン」は野菜や豆、卵などには含まれず、肉、特に牛肉や羊肉などの赤身肉に多く含まれているため、ダイエットだからと言って肉を控えるのではなく、むしろ積極的に肉、特に赤身肉を食べるようにしましょう。南米で食べられている肉料理も、シェラスコなどに代表されるように、使われているのは赤身肉です。ここにも、南米の人々の健康的な肉体のヒミツがあるかもしれません。
アミノ酸と同様に、代謝アップ食のポイントとなるのが、ビタミン・ミネラルです。ビタミン・ミネラルは、主に果物や野菜から摂取しますが、昨今、果物や野菜に含まれるビタミン・ミネラルが減少しつつあり、果物や野菜以外からもビタミン・ミネラルを補給することが重要になってきています。そこでオススメなのが、´飲むサラダ´と呼ばれるほど、ビタミン・ミネラル、さらには抗酸化成分を豊富に含むマテ茶です。
肉は良質なタンパク源ですが、摂り過ぎると生活習慣病になりやすいとされる飽和脂肪酸を多く含んでいます。飽和脂肪酸は、体内で酸化されて過酸化脂質となることで最も悪影響があると言われているため、脂肪の酸化を防ぐためには抗酸化成分を一緒に摂ることが食べ合わせとして重要です。また、マテ茶のミネラルは単独では吸収されにくいため、アミノ酸(タンパク質)とともに摂ることで、吸収率を高めることが出来ます。つまり、肉とマテ茶を一緒に食べることは栄養的にとても相性が良く、マテ茶は´肉のベストパートナー´なのです。